友人はプロの寿司屋であり、彼にも協力を仰ぎ和食を作ってもらい、その日に手に入れた日本酒を振る舞う時間を作りました。
メンバーは、二人。20代と30代。
彼らは日本酒に関しては、全く何も知らない。そこで、まず、アルコール度数の低いワインのように飲める日本酒『真澄』、手に入りやすい『雁木』、偶々偶然に出会えたレアな日本酒『飛露喜』3本を取り揃えた。
結論から言うと、飲み易い「真澄 Type-」が一番美味しく感じたようだ。
彼らにとって飲み慣れていない、雁木、飛露喜は、アルコール感が強く感じられたようだ。
まずは、
「真澄 Type-T」
真澄については、飲みやすく吟醸香も全体として薄いタイプと説明。
その後、
「雁木 純米酒」
純米酒は、お米の甘みがあり薫のある、吟醸とは違い原料の香りがしっかりと出ているものと説明。
そして最後に、
「飛露喜 純米吟醸」
吟醸系は精米歩合が低く、米の半分以上は半分に削り取られ、残った”心白”という米の中心部に麹菌を繁殖させて香り付けすることを説明。
しかし、中々イメージできないようで。
それぞれ飲み比べてもらい。その味わいの違いを舌で比べてもらった。
飲み慣れている、私や料理人の友達は吟醸香やプレミアものである「飛露喜」の先入観があり美味しく感じてしまうが、普段ほとんど日本酒を飲まない彼らにとっては香りが強すぎるようだ。
これを踏まえ次回また別の新メンバーを集めて試してみよう。